くもり、ときどきアート
DIC川村記念美術館で「抽象と形態」を観てきました
千葉県佐倉市にある美術館、DIC川村記念美術館まで行って来ました。東京駅から直通の高速バスも出ているようですが、都心からは少々遠い美術館です。古城のような概観はちょっとバブリーな感じもしますが(1990年開館)内装にも趣向が凝らされていて興味深いものがあり、広々とした空間は美術館としてもかなり好感が持てます。施設内は美術館だけでなく自然散策路などもあり、郊外の施設ならではの光景が楽しめます。
さて、肝心の企画展「抽象と形態」ですが、当初あまり企画の趣旨が飲み込めなかったので気が進まずにいたのですが、招待券を頂いたのをきっかけに足を運ぶこととしたのです。
この企画展には「何処までも顕れないもの」というちょっと硬い副題がついています。英語では「The Unseen Relationship」になっています。こちらを訳すと「目に見えない関係」になります……う〜ん、よくわかりません!
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ウルトラライト・ドローイング(2)――ウルトラライトな描画材の考察
- 2012-02-12 (日)
- 画材
携帯に適した描画材とはどんなものか。
何かを描きたいと思った瞬間、いつでもどこでも望みの描画材と支持体があればよいのですが、そんなことは現代のテクノロジーをもってしても不可能です。しかし、割りきってとことんシンプルにすることは可能です。
では、私がこれまで試した描画材の特性について簡単にコメントしてみましょう。
描画材は大きく分けてドライとウェットに分けらると思います。結論を言えば、ウェットな描画材は携帯性・速記性に関して分が悪いです。支持体にそれなりの厚さが必要で、水の補給、筆洗の必要、手入れも必要。さらに作品の乾燥にも時間が必要です。そういうわけで、ウェットな描画材についての考察はここで少なめになっています。
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ウルトラライト・ドローイング(1)――短時間でドローイングする考え方
ドローイングは、目的を問わず「自由に描く」という意味にまで拡大すれば、ほとんど日課といってもいいほど取り組んでいます。
しかし、リタイアして芸術三昧でもなく、芸術を生業としているわけではない者が、仕事以外のドローイングをいつしたらよいのかと考えてみる。外出前とか帰宅時に…てなことを期待していると、いつまでたっても前に進めない。いわゆる「空き時間」とか「スキマ時間」といわれる時間にこなすのが、私の日常になりました。そんな時間をどうしたら捻出したら良いのか…。十分に時間を確保できているとは言えませんが、私なりの方法をまとめてみよう。
- 付き合いを絶つ:孤独になることに慣れれば、なんの苦もありません。惰性の付き合いというものは、たいてい寂しさを紛らすだけの不毛なものです。ただし、すべてがそうではありませんし、ストイックになりすぎないことも必要かと。
- 瑣末なことを省略する:何を瑣末とするかはその人の価値観によるもので議論できません。しかし、往々にして本来重要でない事にこだわってしまったり、手段と目的を取り違えてしまったりします。本当にそれをする必要があるのかということを監視していないと、心はフラフラとあらぬ方向へと流れて行ってしまうのです。
- 安全地帯を確保する:ドローイングしている人間というものはあまりいないものですし、何をしているか(何を描いているか)一目して判別できるものです。ドローイングのような作業は、たいてい批評を必要としない孤独な作業です。短時間集中して取り組むためには「邪魔をされない」ということ、あるいは「周囲の目を気にしないこと」が重要になってきます。しかも、他人のじゃまにならないように心がける必要もあります。他人のじゃまになるようなことをしていれば、結局自分も集中して取り組めないのです。ただし、自分の殻に閉じこもるのも適度に。
- すぐに取り組めることだけやる:準備や片付けに時間がかかる作業は、短時間取り組んでもあまり成果は見込めません。したがって、複雑なことを考えたり、資料が必要だったり、実験的なことに取り組むのには、あまり向いていません。それらをやりたいと思っても、ひとまず中断して、その時感じたことを描くとか、目の前に見えているものを描くだとか、すぐに取り組めることを始めたほうが成果が見込めます。
- プロセスを簡略化する:正式な方法というものにこだわっていると、スキマ時間を活用するのが難しくなってしまいます。必要最低限の装備にして合理化しておけば準備や片づけの時間を縮小できるだけでなく、道具をどこへでも持っていけるようになります。しかし、ドローイングによって何を得たいかは人それぞれ異なるので、何でもかんでもコンパクトにすればいいというわけでもないでしょう。自分にとって必要最小限の道具は何か、ということを考えることは、自分が何を求めているのかということを考えていくことにつながります。自分自身も常に変化し、描きたい事物や内容、周囲の状況も変わっていきます。そういったことに敏感になっていれば、プロセスは自然とコンパクトになっていく……と思っています。
- 時間がとれなくてもくよくよしない:何らかの事情でしばらく時間がとれなくなると、時間がとれても何となくハードルが高く感じられ、遠ざかっていってしまうものです。時間が取れないときは思い描くだけにするとか、眺めるだけにするとか、とにかくスイッチだけ入れるだけでも効果はあります。
次回はウルトラライト・ドローイング、私の装備をご紹介します。
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極小クロッキーブック(ポケットノートブック)を試作——革装+リフィル(?)仕様
- 2010-12-30 (木)
- 画材
私はモレスキンという製品をたいへん素晴らしいと思っています。その理由は、
1. 製本されているので、開いた状態を維持しやすい→書きやすい
2. 革装のように見えるがそうではなく、耐水性が高い
3. 紙の質がワンランク上。紙色が好き
4. 全体的に魅力的で独特の質感。使っていると中毒になる。
ただし、日常的に使用する上で使用を渋っている理由があります。
1. 瑣末な事を書くには値段が高すぎる
2. ハードカバーが硬すぎ+厚すぎて、ポケットになじまない(ポケットサイズ以下は面積が小さすぎるので却下)。
3. 紙はボールペンやゲルインキにはなじむが、なめらかすぎて鉛筆にはあまりなじまない(「スケッチブック」や「水彩」シリーズでは枚数が少なくなるが、鉛筆のノリは良い)。
で、試験的に廉価版のモレスキン・カイエというモノを使ってみることにしました。私が選んだのは、表紙がボール紙で3冊セットのやつ。さすがモレスキンだけあって、中綴じ廉価版でも糸綴じの丁寧な作りです。表紙が中厚のボール紙だし、64頁(32枚)と薄いのでポケットに無理なく収まる。
しかし、3冊で約1,000円はコストパフォーマンス最悪。後半頁に入っているミシン目もい要らないし…。
で、少し前置きが長くなりましたが……
無いのなら、作ってしまえ、ホトトギス……です。
マルマンに問い合わせてみました——アンチークレイド紙の単品販売はある?
- 2010-12-26 (日)
- 画材
わたしはアンチークレイド(マルマンが販売しているクロッキーブック)の大ファンです。クロッキー用紙としてはいいお値段ですが、外はパリッと中はしっとりと言えばいいのか、この独特の描き味は一度使ったら病みつきになります。で、やはりもっと大きいものはないものかと、考えていたのです。
ダメもとで問い合わせてみましたが、やはり回答は販売していないとのこと。
マルマンは紙屋ではないので、入手する方法が他にもあるのかもしれませんが、そこまで頑張るほどではないと思うのです……これで作品を作るわけでもないし。
私の知る限り、クロッキー紙で一番大きなものは、世界堂本店で売っている、全版もの。白色とクリーム色の二色があります。
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